SASEソリューション: 単一ベンダーのアプローチに次世代SD-WANが必要な理由

Jul 24, 2022
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会社に通える日々が帰ってきました! このパンデミック後の時代に、企業は会社に戻りたいと望む従業員に門戸を開いています。しかし、ハイブリッドワークが定着し、62%の従業員がリモートワークを継続しています。このニューノーマルには未知の点がたくさんあります。懸念が高まっていることの1つは、組織はどうすれば、従業員の居場所に関係なく、アクセス保護と優れたエンドユーザー体験の提供を継続できるのかということです。その結果、セキュリティとネットワーキング機能をクラウド提供型ソリューションにまとめて、ハイブリッド勤務を実現するセキュア アクセス サービス エッジ(SASE)の採用がますます増えています。残念ながら、組織ではネットワークおよびセキュリティについて調整とコラボレーションが不足しているため、安全でパフォーマンスを高めたネットワークの実装には大きな課題が生じています。こうした組織ではSD-WANとセキュリティに対して別々のソリューションを導入することが多く、SASEフレームワークが最適ではなくなるため、結果的にセキュリティリスク、ネットワークダウンタイム、およびコストが増加します。

マルチベンダーSASEソリューションの課題を克服するために、パロアルトネットワークスのPrisma SASEでは、最高級SD-WANとセキュリティを統合し、クラウド対応済みのアジャイルな組織のために特別に構成した単一のオファリングを用意しています。

ハイブリッドワークの実現の詳細については、Prisma SASEのオンデマンドイベントをご覧ください。

SD-WANの導入には現在の働き方に合うクラウドセキュリティが必要

SD-WANソリューションは、MPLSの更改とクラウド接続を促進して、アプリケーションパフォーマンスとビジネスアジリティを高めてきました。同時に、パンデミックにより、運用を簡素化しコストを削減するクラウドベースのセキュリティソリューションの採用が加速しました。従業員が会社に戻ることで、企業はSD-WANソリューションとクラウドベース セキュリティ サービスをまとめてSASEサービスに統合することを重視しています。Gartner®によると、「2024年までに、SD-WANの導入件数の80%でセキュリティ サービス エッジ(SSE)要件が組み込まれる(2022年の25%未満から上昇)」といいます。しかし、従来のSD-WANソリューションを抱える企業は、セキュリティを追加サービスとして付け加え続けるだけなので、結果的に重大なセキュリティギャップやパフォーマンス低下を引き起こします。企業がSASEフレームワークにシームレスに移行するには、複数のソリューションを評価して緊密な統合を最適とみなすのではなく、フル コンバージド ソリューションを採用する必要があります。

パロアルトネットワークスのPrisma SD-WANは、自律的で統合された、セキュアな業界唯一の次世代SD-WANソリューションです。Prisma Accessとネイティブに統合され、最高級のセキュリティを世界中に提供しています。

Prisma SD-WANでSASEへの取り組みをいち早くスタート

SD-WANソリューションは、セキュリティ、クラウド、SaaS接続などのサービス提供をクラウドゲートウェイやインターネットバックボーンに頼ってきました。これらのソリューションでは常に、ポイント オブ プレゼンス(POP)を管理し、アプリケーションのパフォーマンスの効果的な保護と最適化のために、戦略的に配置するための費用に苦心しています。Prisma SD-WANはPrisma Accessとネイティブに統合されており、世界中で70か所以上の場所に大規模に展開されていることを生かして、99.9%のアップタイム、アプリケーションの極めて短い待機時間、業界唯一のSaaS SLAを実現しています。

ほとんどのSD-WANソリューションでは、セキュアWebゲートウェイ(SWG)、クラウド アクセス セキュリティ ブローカー(CASB)、サービスとしてのファイアウォール(FWaaS)などの機能を提供するために、複数のセキュリティサービスに対して単一のトンネルを手作業で作成するので、運用が複雑になり、コストもかかります。そのうえ、このモデルでは、SD-WANソリューションの冗長性やフェイルオーバーキーを提供できません。Prisma SD-WANでは、Prisma Accessへのアクティブ/アクティブおよびアクティブ/スタンバイの接続をサポートして、末端までアプリケーションのレジリエンスを確保します。さらに、Prisma Accessでは従来のアプローチの短所を克服し、ゼロ トラスト ネットワーク アクセス(ZTNA) 2.0、SWG、NG-CASB、FWaaS、データ損失防止(DLP)などの最高級の機能をクラウドネイティブなグローバル サービス エッジに統合しているため、管理が簡素化され、セキュリティ体制が向上します。

従来のSD-WANソリューションでは、アプリケーションやネットワークSLAに基づいてクラウドゲートウェイやPOPを自動化したり、正確に選択したりすることができないため、パフォーマンスが最適化されず、サービス停止の可能性があります。Prisma SD-WANは業界最先端の分析機能をPrisma Accessにも拡張し、アプリケーション、ネットワークパフォーマンス、およびSLAをすみずみまで可視化して、すべてのアプリケーションに最高のエンドユーザーエクスペリエンスを提供します。

最後に、Prisma SD-WANは、帯域幅を集約したプールから支店にシームレスに割り当てることができる、柔軟なオンデマンド帯域モデルを業界で初めて提供するSD-WANソリューションとなっています。SASEアーキテクチャを構築している組織にとって、Prisma SD-WANの従量制モデルは、Prisma Accessの帯域幅追加従量制モデルを拡張したものとなり、ユーザーエクスペリエンスを高め、セキュリティで保護して提供できます。

単一ベンダーのSASEソリューション

組織ではネットワーキングとセキュリティインフラストラクチャを最新化し、単一のサービスに統合して、管理と運用を簡素化し、ハイブリッド勤務で最小権限アクセスを提供することを望んでいます。Prisma SD-WANによりお客様は、単一ベンダーのソリューションによるSASEの取り組みを計画し、それに向かって移行することができ、卓越したユーザーエクスペリエンスとセキュアなアクセスをあらゆる場所に提供できます。

ZTNA 2.0のオンデマンドイベントでは、進化する市場課題、戦略的ベストプラクティス、Prisma SASEの最新のイノベーションについて業界のエキスパートが解説しますので、ぜひご覧ください。


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