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ゼロトラストへの関心が最近爆発的に高まっていますが、その原因の一端は、名前がキャッチーであることに加え、サイバーセキュリティ業界で広く使われているように見えることにあります(ゼロトラスト ウォッシングでしょうか)。しかし、ゼロトラストへの関心の高まりには、他にもっと説得力のある理由があります。–それは、必要だからです。
お客様との会話の中で、ハイブリッドワークやアプリケーションへの直接接続に関連したリスクの扱いに苦慮しているという声を多く聞きます。攻撃対象が大幅に拡大する一方で、サイバー攻撃は高度化し量も増えているというのが新しい現実です。アプリケーションや脅威の種類ごとに新しいツールを導入するというモグラたたきのような方法では、セキュリティの管理と適用が過度に複雑化します。
古くて扱いにくいVPNベースのソリューションは、セキュリティとパフォーマンスの観点から役に立たないと多くの企業が気付いています。こういった従来のソリューションでは、コンテキストという概念がないため、アプリケーションベース、ユーザーベース、デバイスベースの最小権限アクセスを適用する仕組みを実現できません。その代わりに、ネットワークセグメント全体に信頼されたアクセス権を与えてしまいます。そしてハイブリッドワークとクラウド移行の時代になり、レガシーであるVPNは用済みとなりました。
ゼロトラスト ネットワーク アクセス(ZTNA)アプローチは、レガシーであるVPNによって生じる問題に対応するために登場しました。しかし、第一世代の製品(ZTNA 1.0と呼んでいます)には、次のような致命的な限界があるため、有用というよりも危険であることが明らかになっています。
ZTNA 1.0がレガシーであるVPNに取って代わるという約束は、明らかに果たされずじまいです。そこで別のアプローチが必要となります。
パロアルトネットワークスでは、ZTNA 2.0と呼ぶ新しいアプローチに移行する時期が来たと考えています。ZTNA 2.0は、Prisma Accessから提供され、使いやすく統一されたセキュリティ製品を中心に設計されています。ZTNA 2.0では、次のような機能を提供することでZTNA 1.0の欠点を解消しています。
この時代になって、「仕事に行く」が「仕事をする」になりました。パンデミックのピーク時には、多くの企業がVPNインフラの拡張に力を入れました。しかし、それではうまくいかないとなり、すぐにZTNA 1.0ソリューションに向かいましたが、期待通りにならないことが分かっただけでした。ZTNA 2.0は、ZTNA 1.0の限界を乗り越えるために必要なパラダイムシフトであり、お客様の組織を長期的に支えるものとして間違いのないアーキテクチャなのです。
6月16日のウェビナーでは、Prisma AccessによるZTNA 2.0がどのようにハイブリッドワーカーの安全を守るのかについて、さらに詳しくお話しします。
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